木曜日, 12月 14, 2006

自分が見たかったものは

その価値を見せろ。
失ってでも得たかったものを見せろ。
卑怯な心を思い出すのは、格好だけのことだ。
言葉が必要なんだ。僕には。
僕の誠実さはここにもあったはずでも、酷かったんだよ。何時になっても。

「芸術起業論」(著,村上隆/幻冬舎/2006)を読む。
悔しく、惨めな気持ちで雨の夜に寝る。
壁を叩いたクリスマス。
「抱きしめることができない人を、詩で抱きしめる」というのが作品「抱きしめる」の主題だ。
もう皆まで言ってしまった。逃げ道はどこにでもある。
その価値を見せろ。
羨ましがられるほどのものか?
自分が見たかったものは。