小雨が降っていて、家には持って歩けそうな傘が一本も無くて、買うのも悔しいんだけど、銀行なんぞ行ったついでに、いま風邪をひきたくはないなと発起し て、百円ショップで黒い傘を求める。いつもの塩化ビニール製半透明はあえて選ばなかった。大人らしく黒で決めようと、百円ごときの買い物にも真剣さを絶や さない。おかげで小雨でも濡れることを防ぐことができて、ついでにパソコンのUSBからケータイに充電できるコードまでゲットできた。探していたんであ る。「二時間以上充電するな」と大きく警告が刷らされているパッケージ。相当にきな臭い雰囲気だが目をつぶる。先日、猫の鬱にまた充電器のコードを噛み切 られてオジャンになっていたところだ。ちょうどいい。
福岡事務所再起動の顛末、bnap06 助成申請への報告書、現状の資料で行けるところまで完成させる。ブレーメンに打診。写真とか送ってもらえば、すぐにでもゴーサイン状態に漕ぎ着けてスッキ リ。福岡氏と、飲酒運転は駄目なのだけれど、いまの報道はマスコミが煽り過ぎで、公職の仕事に就く人を叩こうというネタが見えるという話をする。ついでに いまの管理者会化、人間関係の類型化を防ぐ為に中村師童を応援しようという時事ネタを取り出すが、この話題はあまり盛り上がらなかった。スピードウエイの ボーカルだから!という理由で寄り切ることはできなかった。「アイデン&ティティ」を思い出すくらいで、今日は熱弁手前に終える。
福岡氏に海の生き物の絵が描かれているトランプを借りて、それを子ども絵画教室に持っていく。子どもらのイマジネーションがいい感じで刺激されているのが伝わってきた。「子どもは言葉で絵を描かない」という庄司先生の言葉を反芻する。それは真実だと思う。
トランプ制作を走らせながら、今日のモチーフとして、さつま芋を色鉛筆で描く。久しぶりに直接 目で見て描くことをじっくりしたので、新鮮だったようでいつも以上に真剣に取り組んでいた。色を塗るのではなくて、色で線を引き、それで描くという認識に なることができる色鉛筆という選択もちょうど良かったようだ。