金曜日, 10月 13, 2006

「僕と君」、そう唄い始めると

朝まで飲んでいて、一日中だるいなんてゆー、自業自得な有り様。
声にすると立ち消えてしまうものがあるのか?
ブルーマヨネーズのときには思わなかったことを思う。
声にしなければ消失してしまうと思っていた。
あのときは必死だった。
いまも頑張っていると自負はするが「必死」と呼ぶかどうは別な気がする。
僕も小松氏も、死ぬことに意味を見出すような柄ではなくなったはず。
生きることにも、意味など持ち出さず、嬉しいと送り合うだけになれた。

「僕と君」、そう唄い始めると、
ラブ・ストーリーに彷徨う。
このストーリーはいつか終わっても、
ラブについては終わらない。
いつも、ラブ・ゼネレーションの仕草になっているのだ。



私の大切な踊り子よ
もしも私がたった一人で
唄いながら遠くまで行こうとしたら
この手を取って
引き止めてくれ

「私の踊り子」(友部正人/1994)