月曜日, 10月 23, 2006

見極める力が俺には要る

新潟県中越地震で、土砂崩れの中から子どもが救出されて、今日で二年らしい。復興が行われている事故現場に子どもが訪れ、元気に歩いていた。子どもは、亡 くなった家族は天国に行ったんだよと聞いていて、いつかロケットの操縦士になって会いにいくと答えたらしい。そのテロップをじっと見つめた。

今日は、焦っちゃだめだと自分に言い聞かせ、怠けちゃだめだと自分に言い聞かせ、たとえ数分でも明確に進むことにもがく。バイトの予定も決める。
映画「Dolls」(監督,北野武/西島秀俊、管野美穂/2002)を DVDトレイに入れた。見たことがあるけど、強くリアルに感じられた。過ちと、守りたいものと、人を生かしているものは愛だった。切なく、惨く、美しい。
見極める力が俺には要る。

昨晩は、福岡氏が購入した「チョムスキー 9.11」(監督,ジャン・ユンカーマン/2002)を見て、その鏡を見る公正さに打たれた。どこまでも前向きに、右にも左にも傾いていない。賢者であった。
最後の砦だと僕は言った。

http://www.office-kitano.co.jp/dolls/

http://www.cine.co.jp/chomsky9.11/