木曜日, 4月 27, 2006

歯医者と鉛筆

お昼前に歯医者さんの二回目へ。前回に引き続き、待合室で、置いてある雑誌「ステーショナリーマガジン」(エイ出版/2005)をめくる。ステッドラーの 特集が組まれていて、写真がたくさん。青い鉛筆の硬質な感じが気持ちいい。マルスのマークも格好いいし、昔は「フルムーン鉛筆」という名前で日本が輸入し ていたという歴史にも興味をひかれる。
歯根への投薬を受けながら、歯医者と鉛筆という関係は面白いかもと想像を巡らせた。
ぱんだ院長は、僕の問題の部分に、針のようなものを刺しては抜き、刺しては抜きを繰り返して、薬を浸透させていく。
例えばこれが鉛筆だったらね。
口を開いたら、中は真っ白で、歯医者さんがステットドラーの鉛筆で書き入れてくれる。
清潔で、奇麗な形で生え揃った歯を。
ステッドラーとか、ドイツは文房具のメッカだけど、この歯科医院の内装はどこかドイツ的というか、欧州のホスピタルイメージが漂う。
そんなシーンの短編小説を思った。

今回の治療時間は短く、次回は連休明けに。
日中はまた掃除。まだまだ続く。ドローイングを分けてファイルに整頓。
夜は味噌蔵で bnap06 定例会議。来月の終わりにあるプラン展のチラシが完成。郵送の為の作業などを福岡事務所で行った。
プロジェクトのことではなく、ドイツのことに想像を膨らませて、もっと目を向けようと思った。

http://www.staedtler.de