火曜日, 4月 04, 2006

授かり物第二弾

僕宛にとメモが残された荷物の連絡を受けて、友人の家へ向かう。部屋には、大量のポストイットと雑誌、衣服類が散乱していた。段ボールに詰められたファミ コンカセットとディスクカード、そしてツインファミコン!こいつは、嬉しい授かり物第二弾である。大事にして堪能していこう。ゴクリと唾を飲み込んで、家 へ持ち帰る。

空腹に耐えられなくなり、カップヌードルそっくりの「スープヌードル」(日清/2006-)を食してしまった。いけないと思いつつも、これでちゃっかり一 瞬でも空腹の騒ぎが収まるのだから恐ろしい。全くうまくできている。癖になるような濃い味つけに、スチロールの容器から、いけないものが染み出ているのだ ろうと想像しながらも惹き付けられ、ズルズルと飲んでしまう。中毒性のある何かが入れてあるはずだ。段違いに濃い味つけは、舌の基準値を吊り上げて、それ でないと満足できないようにするのではないかと思う。
匂いにつられて、猫の鬱もやってきた。これはイカンと立ち上がり、台所のシンクにザバッと流す。手軽なこと限り無し。これをインスタントと呼ぶ。

バイト後の深夜テレビにて、書道家 武田双雲 という方が紹介されていた。映画やドラマのロゴなども多く書いており、パフォーマンス活動なども高く評価されているという。三十代と、若い。
インタビューで「書いているときは、点と線のバランスしか考えていません。言葉の仕事はしていませんね。」と答えていたのが興味深かった。多くの考えるところが含まれている。一般的な、書道は言葉だという概念に一石を投じるコメントだと思う。

今夜は、僕宛にとされた荷物を横目に、明後日からの上京に必要な荷物をまとめる。
ポストイットは、ブロックひとつ入れておく。

http://www.fudemojiya.com/futaba-mori/souun.htm