日曜日, 4月 02, 2006

It's the private show about the art.

作品とは何か?、その命題に真っ向から向き合うことは必要だった。
言わば、うまくはぐらかす自分が少なからずは存在していた。
目の前に作り出したものが、作品であるのは事実。求めるもの、向上したいもの、言葉の仕様を正式にしなければならない。
楽しいことと、厳しいことの共存は難問だが、必須条件だと感じる。

bnap06「site scenes」に、出品希望の作家らによる内覧展が、味噌蔵にて昨日、今日と行われた。
蔵の壁面へのフロッタージュ、再構成の絵画展開。蔵の柱を紙で包み、構造を意識させる作品。そして作品とは何か?を問う作品。三者三様。
差し入れの焼きたてパンをぱくぱく。アーティストトークの途中、とんでもない土砂降り。
終了後、皆で喫茶店に行ってくつろいで、福岡食堂で創作ドイツ料理をつつきながらビールを飲んだ。真坂氏も来て、話が広がる。

自分が思っている問題を、物体や行為などの出来事にして表現したものが作品であると思う。「それはどういうことが最適で優れているのか?=作品とは何か?」という葛藤そのものを、整理して思考していくことは必要だろう。
何度も同じことを言い回して、雑魚寝をしてしまった。