土曜日, 6月 03, 2006

愛知県のトラウマを反面教師にするぞ

情報誌によると、昨年万博を行った長久手の会場を「愛・地球博記念公園(愛称、モリコロパーク」としてオープンするらしい。
表向きは自然保護と文化の施設を作るというわけだが、万博で人気だったロボットやステージを再現したり、遊園地が併設されるなど、先日のマンモス展示とい い、サツキとメイの家の継続といい、昨年あれだけ人を並ばせて呼び込んだのはなんだったのだろう。僕は行っていないが、ネタを何度も垂れ流すのは見苦しく 感じる。
これから数年間、愛知県は万博シンドロームに捕われてしまいそうだ。
それだけ大規模な事業だったし、成功もしたんだろうが、ここには新しく文化を創造しようとする姿勢はない。万博人気によって予測される分をコンパクトに回収していくとう大きなマニュアルに沿っていくだけを、こなしていくだけだろうなと思う。
子供もそのうち飽きちゃうやい。

その万博開催期に行った、我らが「ブレーメン・ナゴヤアートプロジェクト2005」(省略表記、bnap05)というドイツとの国際交流企画も、引き続い て「bnap06」に。前回、ドイツ作家らを迎えたのとは逆に、こっちがブレーメンに向かう企画となった。どうなんざましょ。モリコロパークみたく、もう ええよと囁かれたりはしていないか。
どうかモリコロパークでは、二番煎じ、三番煎じだという期待を払拭するほどの懸命さがあるように。bnap06 も、それに負けぬよう。奮闘と反芻をする姿勢である。
既に、今年も半分経った。
本日はアルバイトの後に、寝転んで頭巡らす。夜は福岡事務所でプチ作業をする。

http://www.pref.aichi.jp/koen/AI_CHIKYU/ai-top.htm