火曜日, 6月 27, 2006

アルバイトの人、そうじゃない人

日が暮れるのと同時に、新しくはじめたバイトから、前からやっているバイトに移行する。帰ってきてから、メールやアプリケーションを触る。どこへ行って も、パソコン画面とにらめっこをしていた。四桁のピクセルかける三桁のピクセルであろう電光表示で埋め尽くされた色と文字を追って、目がジリジリと押さえ つけられた。
お金を降ろすときにも、画面の数字を凝視している。
新しいバイト先の社員食堂は古くさい。
二百円のチャーハンをトレイに乗せると、財布は空になった。
サークルKの ATM に降ろしに行く。平日日中なら手数料タダだし。ボタンを押すときに音がでかいのが恥ずかしいけど。地下鉄の出入り口に近かったので便利だった。
二百円のチャーハンに無料の紅生姜を多くぶっかけてやった。
改めて語らずとも、大小様々な画面で埋め尽くされている。近い将来「画面アレルギー」や「画面恐怖症」なる人が現れるかもしれない。

女子大生の誘拐事件が報じられ、無事に助かったとも知る。被害者の母親はテレビにもよく出ているという資産家らしく、犯人はそこに目をつけたらしい。事件解決後の取材の場で、その母親のコメントを何気なく聞いていたら、不可思議な違和感を覚えた。確か、こうである。
「日本の警察を信じなければいけなくなって。・・娘の無事をいくら祈っても、いまはこの警察の人たちにすがるしかないんだなと思いました。(事件が解決したあと)日本の警察はすばらしいなと。」