水曜日, 6月 21, 2006

教室をほぐすぞ

何をやっても「つまんない」。
そう思えば、なんでもそうさ。
先生にもできないことを怒っている。無様な寝癖が残ったまま、机をバン!とするのはもうしないでおこう。
真面目な子供ほど、大人が要求しているものを分ってしまうから、つまらなくなる。指導方針を貫き通した教員は、電気を消して布団に横になってから不安になる。眠る数分前だけ、恐ろしくて涙を流す。
学校の先生が力をつける為の大学院ができたと 「クローズアップ現代」(NHK/1993-)でやっていた。真面目な先生ほど、指導要綱と保護者の要望の板挟みになって多忙となる。身を削ってダウンし退職してしまう。
この大学院では授業の指導力だけではなく、クラス内にはびこる いじめや様々な問題を解決していく力を養成することを目的としている。一度、教職に就いてから、ここに通い出す先生。
また、文部科学省がこのような働きかけを多くの大学にしているようだ。
現場に散らかった問題を編纂するのが学問の役割だ。
机上でしか検討できないこともたくさんある。その逆も然り。

写真や絵の模写は今回の教室で一旦終了で、来月の中旬に行う展覧会に向けて予定を組み直す。
仕事で疲れきって帰ってきた身体をほぐすのは、眠る前の時間のみ。すぐ寝る。
夕食はゴーヤと豚肉にトマトと豆腐にオクラとズッキーニを入れたカレー。
タフでなければ、先生なんてやれない。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/yousei.htm