月曜日, 6月 26, 2006

何度もこうやって

昨晩まとめた助成の下書きを確認してもらいに、助成団体へ直接訪問をするインザ名古屋市中区。丁寧に不備部分や不安点をアドバイスしてもらう。こんな順番 で進行していかなくちゃいけないなんてことも、このアートプロジェクトをはじめる前には分からなかった。そういう意味ではいろいろ勉強となる経験が多いと 自負したい bnap06。その代償もいろいろあるか。リスク無き選択など無いというのも事実。何度も文句を垂れながら、何度も安心を迎えて行く。
その対応仕事なども含めて、四時過ぎには解散した。僕はそのまま栄の方向に歩き、必要な物資の買い物をする。それから書店をぶらりとして、気持ちをそわそ わさせることに成功した。お腹が空いたので通りかかった漫画喫茶店でハヤシライスを食べる。近くに座る韓国人の女の子のハングルがはしゃいで聞こえてく る。こんな成り行きな街歩きで何かが解放される。ちゃんとトイレにも行っておく。
夜は別件のミーティングだ。
すごくうまくいく展開ができれば、すごくうまくいくと思っている。
歩き回って思い返す。そこに着いたのは先述の書店においてだ。
雑誌 「STUDIO VOICE」(株式会社インファス/1999-)の特集は「写真を撮る方法」。
僕はかつてバイトをしていた店とよく似た漫画喫茶で、目を閉じて、見渡すべきものやことについてを、何度も繰り返し挙げていく。

有線で 90年代のJポップが流れる。朝も夜も変わらないこの空間。雑誌にとりあげられることもない。とりたてて、書くこともない。ただの背景。
「詩人」と刷った名刺を見る。
今夜、部屋に帰ってから写真を更新しよう。

http://www.infaspub.co.jp/studio-voice/sv.html