木曜日, 5月 04, 2006

家族で音楽を聴く

昨日、三重の実家から、アンプを拝借してきた。
起きてすぐにそれを、じたばたして繋いだ。
父親が当時購入したもの。
「PIONEER STEREO AMPLIFIER A-700」(1979)。ノンスイッチング回路を採用したプリメインアンプというものらしい。よく分らんが、とにかくブイーという低音のノイズが無くなって、すごく音がクリアで奇麗になった。
いろいろ細かく調整できるし。
レコードのみならず、ミニコンポを繋げて、CD、テープ、テレビにファミコン、iPod や Mac からも出力できるようにした。
何を聴いても気持ち良い。

それから、写真屋さんに行ったり、長い首の亀に餌をあげたり、鯛焼きを買ったり、白黒映画の 五百円 DVDを買ったり、猫と戯れて、団地の家でツツジなどの花の名前を呼んだり。
世界は常に混沌で、何も答えや意味などない。
本当は絵や生き方など教えることはできない。教えることと、学ぶことは違う。昨日の三重県立美術館で見たチリーダの言葉を思い出す。

豆電球のスタンドを部屋に持ち込んだ。
吉田氏より、映像のイベントのお知らせ電話を貰っていたのに、受けることが出来ず、向かえなかった。残念。申し訳なし。
小松氏と電話。アンプの導入の際に配線をやり直していて、そのときに電話線とネット線を互い違いに入れていたみたいで、家電話で話せなかった。
電話機が壊れていたわけではなかったので、一安心。
「Bad Timing」(Jim O'rouke/1997)を聴く。アンプで美しく増幅させて。

僕は絵を描いた。
君が去った後の部屋で、これらの音楽を聴きながら。
猫がグルーミングをしている、静かな畑の絵だ。遠くのお寺から、カラオケが聴こえてくる。
夕ご飯についてを、これから語ろうとしている姿を思い浮かべる。

http://dragcity.com/bands/jimo.html