月曜日, 5月 08, 2006

豚レバーの意識

連休明けで、町はもとの生活に再起動。僕は変わらずアルバイトと思索の日々だ。
念入りに仕事を進める君を横目に、僕は先に決めた bnap06 の作品プラン展が、プロジェクトとしてはともかくとして、僕個人に出来得るのかということを考えていた。手も動かさずに考え、くだらない思念を持って半分 どうでもよくなっていた。そもそも、プランを公開することには、意図や意味が前提として存在している。大彫刻作品や公共事業の模型。試行のマケット。そん なものを作ったことが、かつてあったか。僕のほとんどのそれは企画書やドローイングであろう。ならばそれで良いんだけれどもね。静かに目を閉じ、行く先々 の町や訪れた町のことなど。写真を普段撮らない男が、海外旅行だからといってカメラをしょいこむとどうなるかということなどを思い浮かべる。

猫の鬱は、すっかり白いベンチソファーを気に入り、自分のものだと思っている。
バイトから帰ってきてから、豚レバーの生姜煮を食べる。白い御飯にとてもよく合う。
ンマイ、ンマイ。
レバーを食べると、小学生のときに、弟が通っていた眼科医に同じく通っていた同級生の家族の一番下の男の子が、レバーを生で食べていたのを、いつも思い出す。