日曜日, 7月 02, 2006

ただこのまま

さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢う為の遠い約束
夢のいた場所に未練残しても
心寒いだけさ
このまま 何時間でも抱いていたいけど
ただこのまま 冷たい頬をあたためたいけど
「夢の途中」(作詞,来世えつこ/作曲,来世たかお/編曲,星勝/1981)

昨晩、ポルトガルとイングランドの死闘は PK戦となった。PK というのはとにかく決着をつける為だけのものだなと酷な印象を受ける。野球にはこのようなシステムはない。延長に継ぐ延長をしたとしても、ホームラン合戦みたいなものはない。
「新日曜美術館」(NHK/1997-)でジャコメッティの回。千葉県から巡回展がはじまったらしく、近くでは兵庫県で十月にある。これは是非、見たい。 番組は数年前の矢内原との特集回と重複しつつも良質なものであった。ゲストの東大教授 小林康夫氏が熱っぽく語るのが面白かった。すごくよくわかったからだ。

映画「セーラー服と機関銃」(監督,相米慎二/薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦/1981)に感動した。
この映画は格好良い。80年代云々で収集がつけられない凄みを持っている。主題歌「夢の途中」もまさしく主題を歌っているという堅実さが、豪快でいて繊細な内容にフィット!角川春樹、恐るべし。

ラストシーンだけを夕御飯の後に見た。ハヤシライスかチャーハンかで少し喧嘩をした後で。