火曜日, 7月 25, 2006

誕生日パーティ、汗だくで

赤い太陽と車。
彷徨うガラスの横で、飲む水は何杯も。
この出来事は本になる。この出来事はそのまま映画化して、そのまま観客を絶句させることができる。
この映画はつまらない。
きっと最後は何も起こらないほうがいいのだが、たけし映画のように轟音が鳴って全員が死んだほうが手を叩いて喜ばれるかもしれない。
だがそれはあってはならない。
現実は水を飲んでトイレに行くことを繰り返す。

車を自転車に乗り換えて、アルバイトは新しく入った子に仕事を教えた。

部屋ではケーキが用意されていて、誕生日パーティの為に電気が消されていた。その行為はそれ故に秘密の姿となっている。
コンビニで耳打ちをした二人は、走り出したと聞く。
三人が四人になって、いよいよドイツとか次の展覧会や仕事のことが前に置かれた。
僕も秘密の仕事に関わろうと、かわいく墓穴を掘る。
帰ってきたら、いろんなところに宣言をする。
水を飲むと、どうなるかを考えて良かった。映画は映画のままにしておくべきなのだ。
汗を飲む。ワインによく酔わされ。

君が生まれて 26年。
26歳は何年前かと述べる。
コンビニ菓子で作ったケーキのクリームやチョコレートらが、台所のシンクで水に浸されていた。
君は顔を描いてと言っていた。
悔やむにはまだ早い。