月曜日, 7月 10, 2006

暑い部屋で Mac を取り巻く男女。iBook の再入院。

グッドウィルの店員は深々と頭を下げた。
さすがに、この状態の客にいくらパソコン蘊蓄を述べても無駄だと判断したようだ。すぐ真横の修理カウンターでは、女子大生とその母親が怪訝そうな顔でリストアができないんですと訴えている。
「え〜そのような場合ですね。二つのパターンがありまして、一つはお客様がお使いになろうとしているリストアCD の裏面に傷などがある場合。もう一つは、コンピューターの情報を記録する保存装置であるハードディスクが何らかの理由で起動しない場合となります。」
二人の女性は顔を固くして聞いている。「で、それで直るんですか。早くして下さい。」とでも言いたげな母親。僕のほうは、語られることなどない。修理した ての四日後に iBook の再入院が決まって、預かり証などに記入をするだけだった。別にこの店が悪いわけじゃなく、Apple なのか何なのか分らないが、今回の修理補償対象内にねじ込んでみますと返してくれたから僕は期待をするだけである。こういうときに、店で買うということは 心強い。

身体が重くて、バイトをズル休み。休ませて下さいと電話を入れる。
晩は、市内某所で某ミーティング。業者さんが営業で来てくれたときに、予算の算出などをその場でしてくれた。その手には書類と Power Book の 12インチがあった。会議出席者の視線がみんなそこに集まったように思う。
本体の裏面に冷却ファンみたいなものが付けてあり、傾斜がつくようになっていた。

電車の中で、「ただの私」(著,オノ・ヨーコ/編,飯村 隆彦/講談社/1986)を読み、男と女が惹かれることと反発することについて考えた。体現して早めに眠る。