月曜日, 7月 31, 2006

わからなくて理解できないけれどこの国を見ている

午後三時四十分に、旧師勝町郵便局にて飛行機代と保険代を含めた料金を振り込んだ。原付で急いでかけつけて間に合った。気づくとガソリンが少ないので、セ ルフ給油に入れに行く。四百円もした。晩は、お好み焼きでもして、福岡氏らを誘おうかと電話したら、逆におよばれにさせてもらった。真坂氏が bnap05 のカタログ原稿を印刷屋より受け取ってきてくれて、僕も一部預かる。作品ステイトメントの英訳や、各種文章の確認が次の仕事だ。ここのところの映画のよう な現実についてを断片的に話す。バイオレンス度は、これを受けて返された別の友人のエピソードのほうが壮絶だった。いまも理不尽にレバノンで爆撃を受けて いる人々はいるのだし、実親に殺められる子供もいるのだ。思考停止は悲しい。悲しいことに打ちひしがれている姿を、鏡に見ることができるのが人間だったは ず。学校や家族は何も言ってこなかったのか。僕自身の作品についてはあまり話さず、福岡食堂ならぬ夜の福岡亭で鯵などを頂く。僕らはワインと以前作った手 作り餃子の冷凍をお土産にした。めちゃくちゃな取り合わせで、何のとりとめもなく会話は中断と進行を行き来し、まだまだ Mac のイラストレーターの奥は深いのだなと、マスク処理とかが出来ずムキになる。お酒の席でもポーンと起動するのは悪い癖かもしれなかったが、そんな外見の判 断ではなく、皆で今回の bnap06 のホームページを見て笑った。出品作家の顔写真や作品に履歴、昨年の bnap05 記録写真も数枚あるが、その写真がどこか偏っていて、クレイジーヤーパンなのである。

http://sitescenes.hfk-bremen.de/