日曜日, 7月 16, 2006

懸念表明。オールレンジだ 我がBook

バイトを終えて、西大須にある「アートフェチ」へ。企画展「Fetish and Bookish」を見る。昨晩はえらい雷雨だったが、本日の日中も酷い。本という作品形態による展覧会で、座して読むと見つめるの間で鑑賞している僕のズ ボンとサンダルは濡れて汚れていた。強烈な降りのときは逃れることができたが、駅からここまでは小雨が続いていたからだ。
作品の感想よりも、同じ空間内で、展覧会と別企画の本を売っている企画ブースがあることが解せなかった。こういうのは非常に甘くて、うまくミスマッチのよ うなものを構成しようとしているなら失敗しているし、あらゆる意識が削がれるので良くない。ミスマッチには相当に意識的でなければ醜いだけだ。今回の企画 展には丁寧な作品も多かっただけに残念で勿体無く思えた。言葉をゆっくり降ろしていこうという真横で、五月蝿い騒音をかき鳴らされた感じで、スペース自体 の根幹に関わる問題だろうと思った。受付に述べるべきだったが、帰宅してからその答えがはっきりした。

それからグッドウィルに行き、ようやく退院することとなった iBook を迎えた。修理の保障内で完全に完治することができて良かった。「それではこれで」と店員はビニル袋を二重にしてくれて去った。もう裸一貫の保険無しであ る。結局、画面のモニター自体が新品に換えてもらっており、ほとんど新品の 2001年 DUALUSB モデルと化した。「OS9 がネイティブで立ち上げられるので中古市場でも人気があるんですよ!」と、店員が一回目の入院のときにはしゃいでいたっけ。
というわけで、長きにわたった iBook の入退院の日々は終わった(はず) 。HD はそのままだったので、すぐに使いはじめることができた。五千円でオールレンジしてもらったと思えば結果オーライだ。
もう変なソフトを入れたり、サイトを見たりしないぞう。
いつまで続くかこの誓い。

ここで思考はわざと飛躍する。
本当の意味で自分の人生をアリコなどが完全保障してオールレンジしてくれるわけなどない。
もう馬鹿なことはしないと誓って、脳味噌だけそのままで、小学生から総とっかえの再起動をしても、似たような感じであろうと思う。
いや、再起動とは、やり直しではなく、プログラムを継続して実行する為の仕切りなおしの意味だと考え直せば。

http://artfeti.main.jp/